千葉の山から良い眺望

先日、仕事の都合で北陸新幹線に乗車しました。
日本海側に出てしばらくすると、親不知をトンネルで抜け、富山平野に入ります。
すると車窓左手には新幹線の名前の由来となっている白鷹伝説のある立山連峰が見え、見渡す限り真っ平らな千葉県出身の私にとっては、とても印象に残る車窓のひとつとなっています。

…と書いていて思い出しましたが、そういえば千葉県にも「山」とつく観光地がありましたよね。

高速道路でサクッと行ける鋸山


これは地獄覗きと呼ばれるインスタ映えスポット、もとい鋸山のハイライトなのですが、カメラ位置と立ち位置が離れているので、自分が岩の上に立っている姿を撮影したい場合は、友達を連れていかないとダメですね。一人観光はお勧めできません。

さてこの鋸山ですが、地獄覗きももちろん素晴らしいのですが、高速道路から鋸山までの道のりがとてもすばらしいのです。

富津金谷インターチェンジを降りて国道127号線に出ると、目の前は東京湾悪天候でなければ対岸の神奈川県がはっきりと視界に入ってきます(午前中だと順光!)。
道路はそのまま海沿いを南下、崖と海岸線のわずかな隙間を縫うように走っていくと、鋸山の入り口が見えてくるので、入り口で通行料(1000円)を支払い、登りましょう。
有料道路で1000円は高く感じますが、頂上には鋸山の駐車場がありますので、駐車場代も含まれていると考えればそう高くは感じません。

鋸山有料道路から東京湾を一望してほしい

www.abarth.jp
アイコンの写真のとおり、そのまんまの風景が見られます。
急斜面をヘアピンカーブでグイグイ登る鋸山有料道路は、ドライブデートにうってつけ。
特に順光となる午前中は、天気が良ければ遠く富士山まで望むことができ、そうでなくとも東京湾を行き交う大型貨物船や対岸までを結ぶ東京湾フェリーがオモチャのようなサイズ感で見えます。
車の中からその光景を撮影するには、またもや友達が必須となるので一人旅では記録に残せないのですが、これは是非現地に行って確かめてみてください。


山頂から東京湾方面を見るとこんな感じです。